ひとしずくは、社会をよい方向に変えたいという想いを持って活動する組織や個人を、広報的側面から後押しするソーシャルグッドを専門としたPR(Public Relations)パートナーです。
さまざまな業界で社会的価値をつくり出してきた専門家がつどい、組織内の広報体制の基盤づくりから、パブリック・リレーションズによる課題解決力の強化、情報や物語を社会に届ける編集までを一気通貫で支援しています。
社会課題を解決に導くために、そして社会課題が生まれにくい社会をつくるために。
一滴のしずくがコミュニティや組織、社会を変える流れになることを信じて、動き出す人とともに挑戦し続けます。
組織や個人が取り組む社会課題の解決を目的とした事業を、パブリック・リレーションズという技術で支援します。戦略策定から実制作、運用業務まで、パブリック・リレーションズに関わる業務全般を行っています。
❶ 戦略立案・コンサルティング
今までの取り組みや経緯をじっくりと伺い、社会にとって、組織にとって、いま何が必要なのかを探るために対話することから始めます。
広報・PR戦略の立案/コーポレート(団体)ブランディング支援/マテリアリティの特定・設計の支援/ロジックモデルの策定とソーシャルインパクトの測定支援/危機管理・リスクコミュニケーションの設計/メディアトレーニング/SDGs・ESG広報支援/Webマーケティングの戦略策定など
❷ 広報体制構築
組織として広報の取り組みを最大限機能させるために、体制や仕組みをともに整えます。
広報人材の採用支援/広報体制構築のコンサルティング/メンバーの役割・配置の設計/広報人材育成の支援(OJT・研修)など
❸ ステークホルダーコミュニケーション
社内外に向けたコミュニケーションの企画や推進を行います。
社内広報(インターナルコミュニケーション)支援/ステークホルダーミーティングの企画・運営/行政・業界団体向けの広報支援/CSR・CSV活動の企画・対外発信支援など
❹ メディアリレーションズ
Web、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどあらゆるメディアと連携して、コミュニケーションの流通を支援します。
メディアリストの作成・作成支援/プレスリリースの配信/メディアとの関係構築/メディアプロモート(各媒体への個別訪問等)/記者会見・メディア向け説明会・プレスセミナー等の企画運営/メディアリストの作成・更新/記事掲載のモニタリング・クリッピングなど
❺ クリエイティブ制作
プレスリリースをはじめ、印刷物やWeb、SNS、動画など各種クリエイティブの制作を行います。
プレスリリース・プロモート資料・ファクトブック・Q&Aの制作/インフォグラフィックス・ロゴマーク・動画などのビジュアル制作/広報用パンフレット・会社案内の制作/SNSの戦略設計・運用代行/SNSコンテンツの企画・制作/Webサイト制作/Webサイトリニューアル制作/オウンドメディア運営支援(コーポレートストーリー)/サステナビリティ報告書や統合報告書の制作支援/書籍制作の支援/ストーリー記事の執筆など
❻ イベント・キャンペーン企画
広報やプロモーションに関連する各種イベントの企画、制作、実施を行います。
記者会見等の企画・運営/イベントやワークショップの企画・運営/スポンサーシップやコラボレーション企画/プロモーションイベントの設計/展示会出展に伴う支援など
❼ モニタリング・評価・改善
広報の効果測定やレポートの作成、分析など、現状を解像度高く把握し、さらなる改善案を立案します。
PR効果の測定・レポーティング(掲載数、到達率など)/KPI設計と定期的なレビューなど
ひとしずくが誕生したのは、代表・こくぼひろしが学生時代に訪問したフィリピンでの経験がきっかけでした。
環境問題は「命の問題」であることを目の当たりにし、行動をする人を増やしたいと強く思ったことから、広報的側面からの中間支援を始めました。
ソーシャルグッドを推進するためには社会にパブリック・リレーションズの視点が圧倒的に足りていないと感じ、2016年に一人で起業。その想いに共感したメンバーが徐々に集まりました。
最初のパートナーであるWWFジャパンとの5年間の取り組みから「後方支援」という概念が生まれ、130件以上のパートナーとともに社会課題に向き合い、後押しをしてきました。
NAMING
エクアドルの民話に「ハチドリのひとしずく」というものがあります。 山火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、森から逃げた動物たちは「そんなことをして何になるんだ」と笑いますが、ハチドリはただ答えるのです。「私は、私にできることをしているだけ」と。 この物語は、行動を起こす人の“ひとつ”の思いや行動は、たとえそれがどんなに小さなものでも意義があること、そして尊ぶことの大切さを教えてくれています。
LOGO
ひとしずくの頭文字「H」をデフォルメしたロゴマーク。 上の白い部分に目をやると、これから滴り落ちようとする一雫のかたちに、また、下の青い部分に目をやると、大海原の波のかたちに見えてきます。 葉を伝う雫が、地に降り、川となり、やがて大海原をかたちづくるまでのストーリーを一つに物語るロゴマークです。 このマークを横に連ねると、沖から岸へ、岸から沖へ、途切れることなく寄せては返す波の姿に。 アクションを起こす人の思いや行動とひとしずくの信念と支援が手を結ぶとき、世界をよい方向へ変える力となる様を表します。 そしてこのマークは、蝶ネクタイのかたちでもあります。 社会課題を共に解決するパートナーとして依頼人と同じ方向を向き、寄り添うという、ひとしずくの仕事に対する真摯な姿勢への宣誓の証です。
POEM
トップページに表示される詩「しずくはつたう」は、詩人のウチダゴウ氏に執筆していただきました。
“詩の言葉”は、同じ言葉でも、
普段私たちが触れている
“情報の言葉”とは違います。
詩が絵画ならば、
詩の言葉は絵の具のような存在です。
脳で手早く理解しようとするのではなく、
絵画の色の濃淡や奥行きに見入るように、
心を開き、詩のなかの風景に体を浸して、
一つひとつの言葉を味わってみてください。
様々な技術革新や価値観が登場する現代、
PR・広報の手法や考え方も日々変化します。
しかし、どんなに新たな時代でも、
他者と関係を築くため、
心を通い合わせるために、
最も大切で基本となるのは〈言葉〉です。
何をどのように捉えどのように伝えるのか、
少しでもそのヒントになるよう、
そしてひとしずく株式会社のチャレンジと、
社会課題に取り組む皆様へのエールとして、
この詩をお贈りします。
ウチダゴウ
商店街のビルをリノベーションし、既存の寿司カウンターを活かしたキッチンとイベントスペース、和室でくつろいで働けるコワーキングスペースを備えたローカルをつなぐ拠点です。
住所:神奈川県小田原市浜町3-1-40